60年代ファッション、レコード、タバコに酒、おしゃれな車、夜にピカピカと光るネオンの看板
だけど今回は、・利口なピットブル・火炎放射器だけ覚えて帰ってね。ではなく絶対に覚えて帰っちゃうラッキーアイテムが登場
火炎放射器はどこかで見覚えが…という最高のサプライズ!
最初から、最後まで美術セットや小道具に衣装を観るだけで勝手にアガっちゃう!
題名【ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド】
昔むかし…ハリウッドで…、というタイトル
昔ハリウッドにはふたりの美しい王子様が居たそうな…
そんなふたりが時を経て奇跡の競演、最高に物騒でご機嫌な大人の為のおとぎ話、開幕!
大人がおとぎ話を観たってええやろがい!ええ夢わしがみせたるからなぁ!(クソデカボイス)というタランティーノ監督からの熱いメッセージ
タランティーノ監督の映画を撮る時のポリシーであるデジタル撮影ではなく【全編フィルム撮影】視聴効果の為に【CGは使わない】という徹底のされ方が今回もぎゃんぎゃんに光っていて痺れる
出演者や製作関係者に読ませる脚本もたった1冊しかなく、タランティーノ監督が直筆で書いたモノのみ
持ち出しやコピーは不可で、シャロンテート役のマーゴット・ロビーはすべて読むのに4時間掛かった
タランティーノ監督の自宅キッチンのすみっこで読むマーゴット・ロビーに45分ごとに「何か飲む?コレ食べる?」と今回タランティーノ作品初出演の彼女を気にかけるタラちゃん
本作はハリウッドで1969年に実際にあった事件をモデルとした舞台設定
・落ち目の俳優リック(レオナルド・ディカプリオ)と専属スタントマンでリックと固い友情で結ばれている男クリフ(ブラッド・ピット)
・リックの隣にたまたま引っ越してきた才能溢れる気鋭の監督ロマン・ポランスキー(ラファエル・ザビエルチャ)と新進気鋭の若手女優シャロン・テート(マーゴット・ロビー)
この夕暮れでまもなく夜を迎えるふたりの男と、朝焼けのような光り輝く人生の最盛期とも呼べる時期の夫婦
陰と陽。太陽と月
簡潔に言うと
【ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド】を観た人のリアクション
・普通の人「最高の映画。ワンハリもう1回は観たい」
・タラちゃん映画全作品観た事ある人「最高の映画。このテンションのまま家に帰ってイングロリアス・バスターズ観たいジャンゴも観たい、絶対に」
こうだぞ
毎度恒例と言っても過言ではないタラちゃん映画お約束の【きゃんたまが空高くブッ飛ぶのは今回】が誰なのか?と予想しながら観るのも、そのシーンが来た瞬間…
そうそうコレコレ~!待ってました!よっ!タラちゃん屋!
そうそうコレコレ~!待ってました!よっ!タラちゃん屋!
となるのだ。この一連の流れはもはや様式美のよう。もう歌舞伎として観て、お!今回もド派手に歌舞いてんな!!という事を思うわたし
これに気付いてから毎回そういう楽しみ方したくなる身体になっちまってんだ
個人的にはこの映画のモデルとなった事件の真相は観賞前に絶対に調べて知っておいた方がいい!ドヤ!とは思わなくて、知っててもいいし、知らなくても全然いいよ〜!って思う
ポジティブすぎる性格をしているので【逆に知らない状態。っていうアドバンテージ】は高いと思う前向きさで観る映画も乙なもんだい!
自分が新作映画や特に史実を元にした自伝映画を観る時そこまで積極的にあらゆる事前情報を取り入れて完璧な状態で挑むタイプの人間ではなく、何も知らない状態で観てドゥゥワァァ〜!これって!?と自分なりに観てて気付いた事を後から調べて答え合わせをする楽しみ方もある
ジグソーパズルみたいに、だからこの人物はこの時こう言ってそのあと行動したのかガッテンガッテン!と頭の中で繋がる感覚めちゃめちゃ気持ち良いからどっちが正しいとかないやい!
体に塗るクリームと一緒で、自分の肌にこれが最高に合う〜!って方で全然良いのだ
合わなかったらまたその時考えればいいし(能天気)、最高の自分で映画館に行く為にはどこまでやっておけばいいんだい!?と自分自身を探るのも楽しい
踊る準備は出来てるぜ~!
体に塗るクリームと一緒で、自分の肌にこれが最高に合う〜!って方で全然良いのだ
合わなかったらまたその時考えればいいし(能天気)、最高の自分で映画館に行く為にはどこまでやっておけばいいんだい!?と自分自身を探るのも楽しい
踊る準備は出来てるぜ~!
そう!自分のテンションは責任を持って自分でアゲる!!
その気持ちひとつで映画ってこんなに楽しいモノになるんだなぁ。と改めて思いながら気持ちよく劇場を後に出来た作品【ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド】
その気持ちひとつで映画ってこんなに楽しいモノになるんだなぁ。と改めて思いながら気持ちよく劇場を後に出来た作品【ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド】
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